【脱・体育着】ママのラッシュガードは「おしゃれ」と「体型カバー」で選ぶ!骨格別おすすめスタイル
「子供の付き添いでプールに行きたいけれど、水着姿を人に見られるのは絶対に嫌!」
「日焼けはしたくないけれど、真っ黒のラッシュガードを着ると、まるで体育の先生みたいになってしまう……」
夏のレジャーシーズン、水着と同じくらいママたちを悩ませるのが、羽織りもの(ラッシュガード)問題です。
数年前までは「日焼け防止のための実用品」というイメージが強かったラッシュガードですが、今は驚くほど進化しているのをご存知でしょうか?
もはや水着の上に着るだけのアイテムではありません。そのままカフェに入れるような「洋服見え」するデザインや、水陸両用で公園コーデにも使える万能アイテムが続々と登場しています。
今回は、絶対に焼きたくない、でもおばさん見えもしたくないママのために、「おしゃれ」と「体型カバー」を完璧に叶えるラッシュガードの選び方を徹底解説します。
自分の骨格やライフスタイルに合った一枚を見つけて、ストレスフリーな夏を過ごしましょう。
もう「ダサい」なんて言わせない!最新ラッシュガードの3大トレンド
まずは、今どきのママたちに選ばれているラッシュガードの傾向を押さえておきましょう。選ぶ基準を少し変えるだけで、一気に垢抜けた印象になります。
1. 上下セットアップで「服っぽく」着る
今、最も検索需要が高まっているのが、トップスとボトムスがセットになった**「セットアップタイプ」**です。
一見すると、おしゃれなルームウェアやブラウス&ショートパンツの組み合わせに見えるため、「水着を着ている」という気恥ずかしさが一切ありません。コーディネートを考える必要がなく、着るだけで決まる時短アイテムとしても優秀です。
2. フードなし・プルオーバータイプが急増中
定番の「ジップアップパーカー」も便利ですが、どうしてもスポーティーな印象になりがち。
そこで人気なのが、被って着る**「プルオーバータイプ」**や、ブラウスのようなデザインです。フードがないことで首元がすっきり見え、濡れた後にフードが重くなって乾きにくいというデメリットも解消されます。バックシャン(背中あき)デザインなど、後ろ姿にこだわったものも人気です。
3. ニュアンスカラーで「大人見え」
黒は紫外線カット率が高いイメージがありますが、最近のラッシュガードは加工技術が進化しており、淡い色でもUVカット率99%以上のものが増えています。
ベージュ、モカ、カーキ、ダスティーピンクなどの**「ニュアンスカラー(くすみ色)」**を選ぶと、肌馴染みがよく、手持ちの私服とも合わせやすくなります。真っ黒で全身を覆う威圧感を消し、柔らかいママの印象を作れます。
【骨格タイプ別】着太り回避!あなたに似合うラッシュガード診断
ラッシュガードは体のラインを隠すアイテムですが、選び方を間違えると逆に体が大きく見えてしまうことも。「骨格タイプ」に合わせて形を選ぶことで、着痩せ効果を最大化しましょう。
骨格ストレートタイプ:ジャストサイズ&Vネック
体に厚みがあるストレートさんは、オーバーサイズのものを着ると全体的に着太りして見えがちです。
おすすめのデザイン: 装飾の少ないシンプルなデザイン。Iラインを強調できるジップアップタイプが似合います。
ポイント: 首元が詰まっていると苦しく見えるので、Vネックやキーネックなど、デコルテが開いたデザインを選ぶとスッキリします。生地はペラペラのものより、少し厚みとハリのある素材が肉感を拾わずきれいです。
骨格ウェーブタイプ:ペプラム&ハイウエスト切り替え
下半身にボリュームが出やすいウェーブさんは、目線を上に上げることが重要です。
おすすめのデザイン: ウエスト部分から裾に向かって広がる**「ペプラムシルエット」**や、フリルがついたデザインが大本命。お尻周りを自然にカバーしつつ、ウエスト位置を高く見せてくれます。
ポイント: 袖にボリュームがあるパフスリーブなども得意。ショートパンツタイプのボトムスを合わせると、バランスよくまとまります。
骨格ナチュラルタイプ:オーバーサイズ&ロング丈
フレーム感のあるスタイリッシュな体型のナチュラルさんは、ラフでゆったりしたシルエットが非常におしゃれに決まります。
おすすめのデザイン: ドルマンスリーブやポンチョタイプなど、布をたっぷりと使ったオーバーサイズのもの。体のラインを全く拾わない、バサッと羽織るタイプがこなれ感を演出します。
ポイント: 膝下まであるロングカーディガンタイプや、ワイドパンツ型のラッシュガードも似合います。リネン風の質感やワッフル素材など、表面感のある生地を選ぶのがコツです。
徹底ガード!シーン別・機能で選ぶ賢い買い方
「どこに行くか」によって、優先すべき機能やデザインは変わります。失敗しないために、使用シーンをイメージしてみましょう。
シーン1:子どもと本気で遊ぶ「じゃぶじゃぶ池・市民プール」
ここでは「動きやすさ」と「濡れてもすぐ乾く機能」が最優先です。
推奨アイテム: ストレッチ性が高い素材のセットアップ。ボトムスはレギンスの上にサーフパンツ(ショートパンツ)を重ね履きするのが鉄板スタイルです。
チェックポイント: 「吸水速乾」機能は必須。また、ポケットにファスナーが付いていると、ロッカーの鍵や小銭を入れても落ちないので便利です。指穴(サムホール)付きなら、手の甲の日焼けも防げます。
シーン2:リゾートホテルや海辺のBBQ
写真映えも意識したいシーンでは、「体型カバー」と「リッチ感」の両立を。
推奨アイテム: カシュクールワンピース型のラッシュガードや、オールインワンタイプ。
チェックポイント: 水に入らない時間も長いので、そのままレストランに行けるようなデザイン性が重要です。シワになりにくい素材を選ぶと、旅行バッグから出した時もきれいに着られます。
シーン3:公園・運動会・日常の送り迎え
実はラッシュガードは、水辺以外でも大活躍します。これを「タウンユース(街着)」として活用しない手はありません。
推奨アイテム: マウンテンパーカー風のデザインや、リブ素材のトップス。
チェックポイント: 「接触冷感」機能が付いていると、蒸し暑い公園でも涼しく過ごせます。普段着のデニムやロングスカートに合わせても違和感のない、マットな質感の素材を選びましょう。
後悔しないためのチェックリスト:購入前にここを見る!
デザインだけで選んでしまい、「使い勝手が悪かった」と後悔するケースは少なくありません。購入ボタンを押す前に、以下の3点を確認してください。
UPF50+の表記はあるか?
紫外線防止指数は最高値の「UPF50+」を選びましょう。特に洗濯を繰り返しても効果が持続するタイプかどうかも商品説明でチェックすると安心です。
耐塩素加工がされているか?
プールで使用する場合、塩素によって生地が傷んだり変色したりすることがあります。「耐塩素加工」と記載されているものは長持ちします。
トイレのしやすさは?
オールインワン(つなぎ)タイプは非常におしゃれで体型カバー力も高いですが、トイレの際の脱ぎ着が大変な場合があります。トイレが近い方や、小さなお子連れでバタバタする方は、セパレートタイプを選ぶのが無難です。
まとめ:ラッシュガードは「ママの制服」に進化している
「水着になるのが怖い」という悩みは、優秀なラッシュガードがあれば一瞬で解決します。
肌を隠すことは、ネガティブなことではありません。
紫外線から肌を守り、体型をきれいに見せ、何よりママ自身が周りの目を気にせず子どもとの時間を心から楽しめる。そのためのポジティブな選択です。
服のように着られるセットアップ
自分の骨格に合ったシルエット
タウンユースもできる高機能素材
この3つの視点で選べば、きっと数年は愛用できる「運命の一着」に出会えるはずです。
お気に入りのラッシュガードを手に入れて、今年の夏は日陰でじっとしているのではなく、太陽の下で思いっきり笑って過ごしましょう!