ママ×おしゃれ:海外ブランドに学ぶ「隠さない」体型カバーのデザイン哲学
産後の体型変化や、忙しい毎日で変わっていくシルエット。「隠したい」という気持ちから、ついつい全身をダボッとした服で覆い隠していませんか?
実は、フランスやイタリアなどの海外ブランドには、日本的な「隠す」とは一線を画す、**「視覚を操り、美しく見せる」**というデザイン哲学があります。今回は、海外ブランドの考え方に学ぶ、ママのための新しい体型カバー術をご紹介します。
1. フランス流:コンプレックスを「チャームポイント」へ
フランスのブランド(例:Rouje, A.P.C.)が大切にしているのは、**「完璧ではない美しさ」**です。
哲学:隠すのではなく、視線を散らす
フランスのママたちは、お腹周りを隠すために大きなシャツを着るのではなく、あえてデコルテを開けたり、手首を見せたりします。
実践:
カシュクールデザイン: Vネックが顔周りをスッキリ見せ、ウエストの絞りが「一番細い部分」を強調します。
手首・足首の露出: 全身を覆わず、華奢な3つの「首」を見せることで、全体に抜け感が生まれ、細見えします。
2. イタリア流:立体感で「メリハリ」を作る
イタリアブランド(例:Max Mara, Patrizia Pepe)が得意とするのは、**「カッティングによる造形美」**です。
哲学:服の構造でシルエットを再構築する
柔らかい素材で体型に沿わせるのではなく、ハリのある素材や仕立てで「理想のボディライン」を服側で作ってしまう考え方です。
実践:
ショルダーラインの強調: 少し肩の落ちたデザインや肩パッド入りのジレは、相対的にウエストや顔を小さく見せます。
センタープレスと縦のライン: 直線的なラインを強調するパンツは、肉感を拾わず脚を長く見せます。
3. 北欧流:ボリュームの「コントラスト」を楽しむ
北欧ブランド(例:Ganni, Marimekko)に学ぶのは、**「大胆なボリューム使い」**です。
哲学:大きなシルエットを「意図的」に見せる
体型を隠すためのオーバーサイズではなく、デザインとしてのボリュームを楽しむ姿勢です。
実践:
パフスリーブ: 二の腕を隠すのではなく、ボリューム袖でドラマチックに見せることで、腕の細さを際立たせます。
Aラインのティアード: お腹周りやヒップを完全にカバーしつつ、「あえてこのボリュームを着ている」というお洒落な意思を感じさせます。
ママが取り入れたい「海外ブランド的」3つの鉄則
「隠す」より「出す」場所を決める
全身を隠すと、かえって膨張して見えます。「鎖骨」「手首」「足首」のどこか一箇所を出すだけで、スッキリとした印象に。
インナーにこそ投資する
海外のママはお洒落の土台として補正下着や質の良いランジェリーを重視します。土台が整えば、シンプルなTシャツ一枚でも様になります。
アクセサリーで視線を上げる
大ぶりのピアスやネックレスで視線を顔周りに集めることで、気になる下半身や腰回りに目が行かないように計算します。
まとめ:自分を愛するための「デザイン」
海外ブランドの哲学に共通しているのは、**「今の体型を否定せず、どう美しくプレゼンするか」**というポジティブな視点です。
忙しいママだからこそ、機能的(汚れにくい、動きやすい)であるだけでなく、袖を通した瞬間に自信が持てる「デザインの力」を味方につけてみてください。
まずは、クローゼットの中で一番「隠すためだけ」に着ている服を、思い切って「手首が見えるシャツ」に変えてみることから始めてみませんか。